After effectsのヌルオブジェクトを理解する
こんにちは、ひいらぎです
突然なんですが、After effectsを使っていてヌルオブジェクトってなんだ!?と思ったことはないですか??
僕は初めの方、めちゃくちゃ思ってました。そしてそれを知らぬまま放置していました
でもこれ、めちゃくちゃ便利なんですよね
何が便利なのか、それをこの記事では紹介していきます
そもそもヌルオブジェクトって??
そもそもヌルって何だよ!?って初めはなると思うんですけど、
ヌル = 何もない
って意味です
つまり、ヌルオブジェクト(以下ヌル)は何もない物体
そんな意味です
何もないものを動画の中に入れて何が楽しいんだよ!!
と思う方が多いと思うんですけど、これがめちゃめちゃ便利だし楽しいんです
ヌルの使い方
ヌルを使う場面は
ヌルを基準にして(親にして)他の物体を動かすときです!!
こいつは何を言っているんだ?そう思った方が多数だと思います
具体的にその説明をしていきます
例えば、この動画を作るならどうしますか?
ヌル説明用です pic.twitter.com/dJmltthtcI
— ひいらぎ (@piiragi_) October 19, 2019
「アンカーポイントを中心にして、回転プロパティをいじってやればいい!」
そう思った方、正直それでも正解です(アンカーポイントの記事も後日書くので待っていてください)
ではこれはどうでしょう
ヌル説明2 pic.twitter.com/ur0yYjc3sV
— ひいらぎ (@piiragi_) October 19, 2019
????????????って感じですよね
このような動きをするときに、ヌルが非常に便利です!
具体的な使い方
サクサクいきます
まずコンポジションを用意して(1920×1080、デュレーションは何でもいいです)
長方形のシェイプレイヤーを作ります(Shift押しながらドラッグ&ドロップ)
コンテンツ→長方形→長方形パス→サイズを540×540にします
また、長方形のシェイプレイヤーを選択した状態で
Ctrl + Alt + homeでアンカーポイントをレイヤーの中心にします
そして、Ctrl + Dで今作った長方形のシェイプレイヤーを複製します
次に、Pを押して長方形のシェイプレイヤーをそれぞれ
(690,270)、(1230,810)
にします(どっちがどっちでもいいです)
そして、レイヤー→新規→ヌルオブジェクトを選択します(右クリックでもいいです)
ヌルオブジェクトが出来たら、クリックしてから
Ctrl + Alt + home(レイヤーのアンカーポイントを中心にする)
Ctrl + home(レイヤーをコンポジションの中心位置に持ってくる)
をしてください
そして次に、シェイプレイヤーの親とリンクというところのなしをヌルに変えてください(また別記事で書きます)
ヌルはなしのままで大丈夫です
そして、その状態でヌルを選択してRを押して回転プロパティをひらいて数値をいじってみてください
すると、二つともが連動して動いていると思います!!
こんな感じで、ヌルは複数の物体を同じ動きさせたい時などに基準にすることが出来るので非常に便利です!
ぜひぜひ使ってみてください!!!
ちなみに、2つ目の動画は3つ全ての回転をいじっています